さらば北陸 能登
上信越線は、自分にとって非常になじみのある線区。母親の実家が飯山線沿線にあるので新幹線のない時代は昼の181、1831000とき、165佐渡 そして信越線に至っては長野経由で189あさま、489白山、夜行では14系時代の妙高、169系信州をよく使っていた。169系信州に至っては昼もお世話になっていたのだが上野0時22分発の信州9号に多く乗った記憶がある。こんな遅い時間に小学生低学年のだったオレをオヤジは乗せてコキ使ったもんだ。でもいい思い出だ。鉄道趣味を確固たるものにしたのはこれらの経験であって上信越線に出会ったからといっても過言ではない。
それからというもの上野口から多くの愛称の列車が消えていき新幹線に引き継がれていった。そして北陸、能登も間もなく定期列車から消えようとしている。北陸は国鉄時代にロクヨンセンにトレインマークが装着されて朝始発で上野へ撮影に向かったものだった。能登は信越線経由の頃、14系寝台+座席が一番印象深い。妙高と2本連続でかたマニ50付きで上野を出発していた。能登は乗ったことはなかったが。碓氷峠がなくなる直前は横川駅で能登(白山色)のバルブ撮影を楽しんだ事を覚えている。
そんな思い出をよみがえらせながら昨日は撮影に集中していた。
あと1ヶ月と迫った。可能な限り心に焼き付けたいと思う。
大勢のファンが待ち構える上野駅に滑り込む北陸